左第十肋骨(ろっこつ)骨折で離脱していた巨人中川皓太投手(27)が、2カ月ぶりに出場選手登録された。この日、1軍の試合前練習に合流し、キャッチボール、ランニングなどで汗を流した。

中川は18日のイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)で2カ月ぶりに実戦復帰を果たした。21日の同リーグ楽天戦(森林どり泉)では先発し、1回を2安打2失点。「打たれてしまい反省する所がありました。これから状態を上げていけるように、しっかり調整していきたいです」と話していた。

今季は32試合に登板し、2勝2敗1セーブ15ホールド、防御率3・52をマーク。ブルペンを支えたが、6月20日阪神戦(甲子園)の試合前練習で痛みを訴え、同22日に出場選手登録を抹消された。その影響で、メンバー入りが内定していた東京五輪の侍ジャパンも辞退した。

リリーフを務めていた今村信貴投手(27)と田中豊樹投手(27)は出場選手登録を抹消された。