巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(27)が、5回途中7安打2失点で降板した。今季ワーストタイの6連敗中のチームを救うべく、先発マウンドに上がるも、2回に2死満塁から阪神近本に2点適時打を浴び、先制を許した。

5回には、先頭の近本に左翼線二塁打を浴びると、続く中野の犠打を、メルセデスが一塁へ悪送球。自らのミスでピンチを広げた。直後、左手を握ったり、開いたりと気にするしぐさを見せ、桑田真澄投手チーフコーチ補佐らがマウンドへ。そのまま降板となり、8月24日広島戦(東京ドーム)以来、8試合勝ちなしとなった。

2番手田中豊は、無死一、三塁のピンチを託されるも、無失点で切り抜ける好リリーフを見せた。