うれしい地元凱旋(がいせん)だ。阪神岩崎優投手(30)が16日、静岡県庁での「静岡県民栄誉賞贈呈式」に出席した。

東京オリンピック(五輪)での金メダルが評価され、野球界からは初選出。「非常に光栄なことだと思うので、これに恥じぬよう、これからも精進していきたいと思います。お客さんが制限された中で、なんとかテレビなどを通じて活躍を届けられたらと思っていたので、いい結果になってよかった」と胸をなで下ろした。川勝静岡県知事から記念の盾と賞状、記念品が贈られた。

東京パラリンピックで最年長金メダリストとなった自転車の杉浦佳子(50)、ボッチャで金メダルを獲得し「スギムライジング」が「2021ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10入りした杉村英孝(39)も贈呈式に出席。岩崎は「僕は団体の競技ですけど、個人の競技で結果を残されたということで、すごく尊敬しています」と刺激を受けた様子だった。