日本ハムは2日、沖縄での春季キャンプ2日目を迎え、元陸上10種競技日本王者で日本フェンシング協会の会長を務める武井壮氏(48)が、臨時コーチ集団「新庄殿の8人」の先陣を切って1軍の名護キャンプを訪問し、熱血指導した。武井氏はタレントになる前はプロ選手や大学、専門学校などで自身のスポーツ理論を用いた指導を行った経験があるだけに、メニューは歩き方、走り方、バーベルの上げ方、立ち幅跳び、30メートル走のタイム計測など多岐にわたった。中島や万波らに時折、座学を交え、自ら実演しながら、細かく説明した。

途中からは新庄剛志監督(50)も参加。スキップのように選手を1周させる場面では、武井氏から「動きは小さく、空中の時間は長く」と声が飛んだ。特別講義は約1時間で終了。最後は「ありがとう」とあいさつし、選手から拍手が送られていた。