新型コロナウイルス感染から回復したオリックス宮城大弥投手と紅林弘太郎内野手が、宮崎キャンプに合流した。

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昨季新人王の宮城は「みんなに大丈夫か? と聞かれて『大丈夫です』と答えました」と笑顔。1月20日に喉に痛みを覚えてPCR検査で陽性と判定された。隔離療養後は大阪・舞洲でのC班に合流。すでに初ブルペンも終え「いつもと変わらず。動ける範囲の部分で動いて、不安なく(宮崎に)来られた」と順調そうな様子だった。

対照的に紅林は体重が隔離生活で4キロ減って96キロになり「筋肉が落ちたので、ちゃんと筋肉をつけて、脂肪を落としたい。(体重は)戻さないですけど」と意気込んだ。昨季遊撃の定位置をつかんだ19歳は、2日夜の検査で陰性が確認されると「やっと(外で)動ける」とうれしくてそのまま大阪・舞洲の球団施設を走り回ったという。隔離期間中は「バットを振るスペースもあったので、バットを振ったり体幹したり、ストレッチしたり、やることはやっていました」と“自主トレ”も敢行。今後はともにB班で状態を上げ、連覇&日本一を狙うシーズンに備える。【真柴健】