楽天和田恋外野手(26)が、2戦連発で猛アピールに成功した。

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「4番右翼」で先発すると、1回2死二塁で打席に入った。1ストライクから、2球目の内角高めの直球をフルスイング。甘くないコースだったが、左中間席へたたき込んだ。「速いボールに振り負けないという意識で。うまく反応できて良かった」とうなずいた。

13日の練習試合日本ハム戦でも決勝3ラン。これまで全試合で4番を担い、首脳陣の期待に応えている。「使っていただいているうちになんとか結果を出して、いい印象を持ってもらえるように打つだけ。結果にこだわっていきたい」と闘志を燃やした。

その決意を聞いた石井GM兼監督からも「練習や試合の内容が、今年は違うなというのが見えた。3試合終わりましたけど、始まる前の1週間ぐらいの練習の中でもすごくいいなと。1回1回、1打席1打席しっかりとスイングできている印象がある」とたたえられた。飛躍を狙う9年目の大砲候補。ひと味違う新たな姿を見せた。