西武は20日、宮崎・南郷での春季キャンプを打ち上げた。

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この日も気温は6・5度。期間を通じて、例年と比べても寒いキャンプとなったが、大きなけが人も出ず、順調にメニューを消化できた。

辻発彦監督(63)は「ここに来ているメンバーはしっかりやってくれた。すべての選手が今年は違うぞというのを感じた」と総括。巻き返しを向けて手応えを感じているようだった。

チームは22日のソフトバンク戦から対外試合が始まる。これからの実戦でレギュラー、1軍の枠を巡る争いも本格的に激しくなる。指揮官は「特に若い選手は生き残りですよ。どんどんアピールをしてもらいたい」と求めた。

キャンプが終わり、A班(1軍)のメンバーも一部入れ替わる。栗山、源田は埼玉・所沢で調整となる。野手陣では山村、戸川、ドラフト6位の中山誠吾(22=白鴎大)が、投手陣では本田、佐野、赤上が合流する。