ソフトバンクは31日、栗原陵矢外野手(25)の出場選手登録を抹消した。試合前に取材対応した藤本博史監督(58)は「試合でのけがやからしょうがないよね。精いっぱいやっているところのけがですからね。大したことなかったらいいんやけどね。まだ結果は聞いてないので。帰って検査を受けて、どうなるかやね」と話した。

栗原は前日30日のロッテ戦で、9回2死の守備中に、ロッテ福田光が打った左中間への飛球を追って中堅の上林と交錯。左膝付近を痛め、負傷交代していた。試合後に浦安市内の病院でエックス線検査を受け、骨に異常はなかったが左膝の損傷が認められた。栗原はチームを離れ、佐賀市内の病院で再度、受診する予定だ。

栗原は開幕から5番を任され、チームトップ2本塁打を放つなど、好調な打撃でチームを引っ張っていた。代わって柳町達外野手(24)を出場選手登録。藤本監督は「栗原がいないから負けたとか言われないようにね、しっかり戦うだけですね」と話した。