オリックス吉田正尚外野手が、試合再開を心から喜んだ。チーム内で新型コロナ感染者が相次ぎ、12日からの敵地楽天3連戦は延期となったが、15日の西武戦(京セラドーム大阪)は開催される。

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この日は本拠地で全体練習を再開。練習後、吉田正は「(試合が)3つ延期になって、主催者の方も大変だったと思います。期待してくれたファンのみなさんにも、迷惑をかけてしまった。また明日から(試合)再開できる喜びがあります」としみじみと話した。

チームでは伏見、頓宮、宗ら選手とスタッフの計12人が陽性判定を受け、隔離療養のため離脱中。連日のPCR検査に、吉田正は「何人か毎日離脱していく中で、不安があった」と胸中を明かした。それでも3日連続で陽性者はなく、5日ぶりに試合に臨むことになった。

10日のロッテ戦(ZOZOマリン)では佐々木朗に完全試合を食らった。15日の西武先発は開幕戦で対戦した高橋。主砲は「いい意味で切り替えて新しく。もう1度開幕ぐらいの気持ちで臨めるんじゃないかな」と決意新た。3カード連続のホーム開催で、まずは借金完済を目指す。【真柴健】