新型コロナ感染から復帰した阪神藤浪晋太郎と伊藤将司が、ともに4回無失点と好投した。2軍広島戦。先発した藤浪は最速155キロの直球を軸に4回2死まで完全投球。野間に右中間への三塁打を許したが、4番林を外角直球で3球三振にねじ伏せた。4回を1安打に抑え、無四球で5奪三振。「状態に比例していい結果が出てるんじゃないかと思う。いつ(1軍に)呼ばれてもいいように準備したい」。

5回からの伊藤将は毎回安打を許しながら、2度併殺など打たせて取る持ち味を発揮した。5安打1四球に「ランナーを背負った中で0に抑えられたのはよかった。もう自分の中ではいける。1日でも早く上に上がれるようにやっていきたい」。こちらも1軍復帰へ準備を整えた。

報告を受けた矢野監督は「投手陣が頑張ってくれ、何かきっかけがあればグッといけるチーム状態になりつつある。将司や晋太郎が入ってくるのは、一気に波に乗る材料になる」と喜んだ。

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