母の日にロッテ菅野剛士外野手(29)が、ピンクバットで1号2ランを放った。

初回に先発ロメロの制球が定まらず1点を先制されたものの、その裏に1番高部が内野安打で出塁。その直後、今季初めて2番スタメンに入った菅野が、ソフトバンク杉山の153キロを右翼席へ運んだ。

菅野は試合中、球団広報を通じて「点を取られたすぐ後の回だったので逆転できたことはうれしいです。今日は母の日なので、このピンクバットで打てたことはなおうれしいです。感謝の気持ちを勝利に返せるように」とコメントを寄せた。一時はソフトバンクを逆転する2ランとなったが、3回に再逆転された。

母の日のこの日、乳がん撲滅の啓発を目的としたピンクリボン活動のPRとして、ロッテではスイスの高級機械式腕時計「フランクミュラー」がデザインを監修したピンクユニホームを着用している。

また、本塁以外の3つのベースがピンク色、球審のマスクなどもピンク色で試合が行われている。