中日木下拓哉捕手(30)が6日、「マイナビオールスターゲーム2022」(26日=ペイペイドーム、27日=松山)のファン投票でセ・リーグ捕手部門で選出された。

中日選手が球宴ファン投票で選出されるのは18年松坂大輔投手以来4年ぶり。野手では11年井端弘和内野手以来11年ぶりでのファン投票での選出になった。木下は昨年の監督推薦での選出に続き、2年連続2度目の出場になった。

「投票してくださったファンに感謝しかない。自分が野球をやめるときにファン投票で選ばれたことがあるっていうのは勲章になるのかな」。DeNA戦(横浜)遠征中の宿舎で行われた会見で笑顔を見せた。今年の球宴は、地元高知に近い松山でも開催。「家族とか、友人からも『選ばれたら応援に行く』と連絡をもらっていた。何とか選ばれたいと思っていたので、応援に来てもらえるとうれしい」と、四国開催の球宴の選出を素直に喜んだ。