日本ハム新庄剛志監督(50)が、小刻み継投の狙いの一端を明かした。

1点を追う8回、先発根本が先頭小深田を右飛に打ち取ったところでスイッチ。2番手吉田が銀次を左飛に打ち取ると、3番手北浦を投入し“一撃必殺”で上位打線を無失点に切り抜けた。新庄監督は「(根本は)1人投げて(球数)105で代えようと。で、吉田くん1人。北浦くんを1人のつもりだったんですけど、同点の場面の意識で1人1人で勉強のためになげさせようと」と明かした。

左打者に吉田、右打者に北浦をぶつけた形になったが「それが好きなんですよ」と笑顔。「大体、左バッターに対して左ピッチャーは、もう他のチーム慣れていると思うんですよ、それが。だから、その逆いったれと。右バッターに左ピッチャー。それで成功するときもあれば、今日は成功しましたけどね、失敗するときもあるし。でもその成功が増えれば、他のチームもそういうふうなやり方でしてくる可能性もあると思うので、テストですね。試合でテスト」と話した。

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