広島は森下暢仁投手(24)が2戦連続完封勝利で10勝目を挙げた。野手では新型コロナウイルス感染者の“代役”として出場した堂林翔太内野手(30)が1試合2発の活躍。矢野雅也内野手(23)にもプロ1号が生まれた。

陽性判定を受けた佐々岡真司監督(54)に代わって、指揮を執ったのは河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチ(54)。堂林には「完璧な仕事」と称賛し、矢野には「2度とできないような素晴らしいスイング。まさか本塁打つとはみんな思っていなかった」と絶賛した。

河田監督代行の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇   

-難しい試合で勝てた

河田監督代行「監督もああいう状態になってしまって、こっちがいきなりどうこうできるものではないんだけど、ちょっと難しかったのは投手コーチと話して森下を代えるかどうかというところ。最後は完封してくれてそれに尽きるよね、今日は」

-交代の権限はそれぞれ分担

河田監督代行「みんなで話し合って決めてるような感じだから、俺がベンチにずっといるのかコーチャーズボックスに立つのかというのは、今までと別に変わらずやればルール違反でもないんだから、その方がリズムというか選手たちも変わらずできていいんじゃないかと思ったし、それでこういう形をとった」

-堂林が2発

河田監督代行「起用に応えてくれて、完璧な仕事をしてくれた。ヤツもレギュラー取りきるためにはこういうところだと思う。また明日やってくれればなと思うし、素晴らしい働きでよかったと思います」

-矢野にも1号

河田監督代行「2度とできないような素晴らしいスイングをしてね。ほんとに素晴らしかったね。まさか本塁打打つとはみんなが思ってなくて」

-代役選手がよくやった

河田監督代行「ほんとにね、コーチ陣の推薦で起用が当たってコーチ陣に感謝ですね」

-監督と試合前やりとりは

河田監督代行「終わってからピッチャーの交代がどうとかやりとりしたんだけど、ただ、監督からは『思い切ってやって』という話だった」

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