中大が10安打7得点と打撃で圧倒した。投げても先発の西館勇陽投手(3年=花巻東)から三奈木亜星投手(1年=浦和学院)、大栄陽斗投手(3年=仙台育英)とつなぎ、駒大打線を3安打無失点に抑えた。

大栄が9回に登板し、3者凡退に抑えて復活のマウンドを飾った。今春は期待されながらも右肘を痛め離脱。チームは最下位に沈み、入れ替え戦で1部残留を決めた。チームが苦しい戦いを強いられる中、戦力になれない悔しさと同時に、チームメートの力強さを感じた。「(西館ら)同級生が3人、ベンチに入っていて、ほんとに苦しい中、投げてくれてた。本当に感謝しかないです」。

リハビリを続け、オープン戦では先発ができるほどに回復。この試合では最速147キロの直球とキレのあるスライダーで好投し「投げられてうれしい」と笑顔をみせた。

この日が21歳の誕生日だった右腕は、福島・いわき市出身。「地元の皆さんに成長した姿を見せられました」とうなずいた。地元での復活登板を飾り、最高の誕生日になった。