【ホノルル(米ハワイ州)17日(日本時間18日)=鈴木正章】ヤクルト長岡秀樹内野手(21)が、遊撃手として来季143試合フル出場を目指す。高卒3年目の今季は開幕スタメンを勝ち取り、新型コロナ感染で4試合を欠場したのみで139試合に出場。「誰でも守れるポジションじゃないと思ってますし、誰にも渡したくない気持ちが強いです」と意気込んだ。

長いシーズンを乗り切るための土台を作る。身長174センチで、体重は「80キロは切りたくない」と目標を掲げた。今季はオープン戦までキープしていたが、シーズンに入って下回り、一時は75キロ以下にまで落ちたという。「キレもなくなってますし、体も疲れやすくなるので、80がちょうどいい」と実感。食事とトレーニングでバランスよく、体を一回り大きくする決意だ。

今回の優勝旅行では自身初の海外となるハワイを満喫。到着直後から内山壮、丸山和らとショッピングやビーチに出かけ、翌日からはゴルフなどを楽しんだ。真価の問われる4年目へ「スワローズのショートって、宮本さんだったり池山さんを想像されるので。いつかは僕の名前が出てくるように」。偉大なOBに肩を並べるべく、さらなる飛躍を目指していく。