俺のことじゃないのか…。巨人直江大輔投手(22)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。昨季、5年目にしてプロ初勝利を挙げた若き右腕だが、ネット上では「なおエ」の文字が飛び交った。ただこれは直江のことではなく、エンゼルス大谷翔平が活躍しながらもチームが敗れることで「なお、エンゼルスは試合に敗れた」から生まれたネット用語にあたる。

自身の名字と同じ「なおエ」に関しては知らなかったという直江だが「それで有名になってくれればいいですね。おまけみたいな感じで(笑い)。(ネットの知名度は)結構大事じゃないですか」と予期せぬ便乗商法も幸運と捉えた。

広まった知名度にそぐう活躍を目指す。今オフの自主トレは「安定感とかが今は欲しいなと思っている。同じ球を何球も続けられるように」と再現性を重視。宮崎キャンプ初日となる2月1日でのブルペン入りへ「僕もそのつもりで準備している」とスタートダッシュを決めるべく、トレーニングを積んでいる。

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