開幕ローテーション入りを目指すソフトバンク藤井皓哉投手（26）が、予定の3イニングを3安打無失点で投げ終えた。再三ピンチを招いたが、粘りの投球で0封だ。
1回。1死一塁で3番岡本を三飛、4番村上を一ゴロに打ち取った。
2回。1死満塁で9番西川を一ゴロ、1番山田をスライダーで見逃し三振に仕留めた。先制を許さず。
3回。無死一、二塁から4番村上を一飛、5番山川を空三振、6番中村を中飛。主軸に「あと1本」を許さなかった。
藤井は「すごくランナーが（出て）塁上をにぎわせた。ただ、その中で0に抑えられたのは良かったかなと思います」と振り返った。カーブで3安打を許し「そこは本当にこれからの課題。真っすぐはしっかり投げきれた。変化球の精度をしっかり上げていけたら」と反省した。
藤井は昨季の開幕前に育成から支配下契約。主に「8回の男」として55試合に登板した。今季は先発転向を目指して調整している。
