巨人松田宣浩内野手が那覇キャンプで初めて一塁の守備練習を行った。

前日の紅白戦で、一塁中島が右手に死球を受け「右母指末節骨骨折」と診断。開幕絶望という事態に、一塁経験のある松田がノックを受けた。「いろんなポジション守っておいた方がいいなと。いってくれというところでいくだけ。そこのスタンスは変わらない。キャッチャーやれといわれてもやります」と汗を流した。

プロ1年目の06年から通算43試合出場し、昨季はソフトバンクで19試合守った経験を生かすため、キャンプ前から準備していた。球団公式マスコット「ジャビット」の刺しゅう入りミットを用意し「ジャビット君入り、そこが一番のポイント。いろんなものの中から選ばせてもらったんで、要注目しといてください」。原監督も「あり得るでしょう。サード、ファースト、セカンドね」と三刀流で有事に備える。

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