ソフトバンクは5日、1月24日に74歳で死去した南海(現ソフトバンク)OBの門田博光(かどた・ひろみつ)氏を悼み、ペイペイドームに献花台を設置した。この日の午後5時まで、第5ゲート前に設置している。

王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)は「我々は先輩方から受け継いだものを後輩たちにいい形で手渡ししないといけない。そんな中で門田君が存在してくれたことはものすごく大きいと思います。彼の志したものを忘れないようにして、折に触れてそういうことも若い人たちに伝えていきたいです」と感慨深げに語った。

天理(奈良)の後輩にあたる藤本博史監督(59)は「高校の先輩でもあるし、南海ホークスでもよく声をかけていただいた。ホームランを打つにしても、『スタンドまで3秒かかるんだったら2・5秒にしろ』とか。それぐらい強くバットを振れと教わった大先輩です」と話した。

この日行われる広島戦の前には、追悼セレモニーが行われる。

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