開幕ローテーション候補の大竹耕太郎投手(27)が先発したが、2回に一挙4失点した。3回、6安打、4失点とほろ苦い本拠地デビューとなった。

2回に突然崩れた。先頭の杉本を四球で歩かし、続く森には中堅左へ二塁打を許し無死二、三塁。フランク・シュウィンデル内野手(30=カブス)に左前に先制適時打を浴びた。中川圭を歩かし満塁にし、紅林、太田に連続適時打を浴び、この回40球を費やし4点を失った。「自分が打たれる時の典型的な感じで。ヒットを打たれた後に、強気で行けず逃げる投球になってしまった」と悔しそうに話した。

現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた6年目左腕は、キャンプ中の実戦3試合で9回無失点と抜群の安定感を見せていた。開幕ローテーション入りの有力候補となっているが、不安の残る内容となった。

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