西武若林楽人外野手(24)がイースタン楽天戦で順調な回復ぶりを見せた。

3軍の練習試合を経て、7日からイースタン・リーグ公式戦に復帰。2軍では9日までに10打席に立っており、この日は4打数3安打と結果も出した。

2月25日の練習試合ロッテ戦(高知)で左脇腹を肉離れし、4月に入って3軍練習試合で実戦復帰していた。この日の左翼守備では、相手の本塁打をフェンスによじ登って捕球しようと試みるシーンも。「患部の状態は、試合復帰する前からけっこう良かったので、大丈夫だと思います」と笑顔で話した。

キャンプイン当初は、1番打者の有力候補の1人とされていた。現在は試合感覚は戻ってきているものの「今日は結果が出てますけど、もうちょっと感覚を。難しいですけど、対投手でもうちょっと経験したいです」とさらに状態を上げたい様子。「いつでも(1軍に)呼ばれていい準備は、自分の中でしっかりやって」と話していた。【金子真仁】

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