オリックス大城滉二内野手(29)が21日、国内FA権の取得条件を満たした。この日の試合前練習を終えて、囲み取材に応じ「7年で取れるという中で、8年目で。ずっと1軍に帯同できて早めにとれて、うれしく思いますし、1つ目標としていたので良かったと思います」と話した。

立大から15年ドラフト3位で入団し、プロ8年目。一昨年の右膝手術を乗り越えて、昨季は57試合に出場した。今季はここまで代走や代打で8試合に出場。途中出場で2打数2安打1四球と、すべての打席で出塁している。

FA権行使については、現時点ではシーズンを戦うことが一番。「レギュラーじゃないので、正直何とも言えないですけど、必要としてくれる球団があれば、話は聞いてみたいですし、その中でオリックスにずっとお世話になって、育ててもらったので、オリックスに感謝をしながら、今後のことはシーズンを終わってから考えたいとは思っています」。興味を持ちつつも、オリックスへの感謝を強く示した。

まずは、リーグ3連覇へ向けて「今いるチームで、しっかり戦力になれるようにということは考えています」ときっぱり話した。

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