22年8月に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けたDeNA三嶋一輝投手(32)が、ヤクルト戦で355日ぶりの白星を挙げた。

同点の7回から登板し、1回を1安打無失点に抑えると、その裏に戸柱が決勝の2号3ランを放ち、勝利投手の権利を手にした。

今季は6試合に登板し、1勝0敗1ホールド、防御率0・00と安定。チームはハマスタ8連勝を飾った。

DeNA三浦監督(三嶋の白星に)「ビシッと後ろにつないでくれた。ファンの方の声援も違いますし、また大きくなって戻ってきてくれた」

◆黄色靱帯(じんたい)骨化症 原因不明の国指定の難病で、背骨に沿った靱帯が骨化して脊髄を圧迫する。下肢の脱力やしびれがみられ、悪化すると両下肢まひをきたすこともある。プロ野球では元オリックス酒井、宮本、巨人越智、ソフトバンク大隣らが発症。

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