巨人育成の松井颯投手(22)と富田龍投手(23)が12日、1軍の広島戦(東京ドーム)の試合前練習に参加した。

松井は原監督ら首脳陣が見守る中、ブルペンで約40球を投げた。指揮官からは「右(打者)のインコースに真っすぐをどれだけ投げるか」と伝えられたという。その言葉を受け止めて投げ込んだ。イースタン・リーグでは6試合で2勝1敗、防御率1・71の成績を残している右腕は「アピールしにいきました。今の自分の状態のマックスは出せたかなと思います」とうなずいた。

富田はキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。イースタン・リーグでは3月31日西武戦以降、11試合で12回を投げ1失点。アピールを続けている中継ぎ左腕は「喜びもありますし、まさか呼んでいただけるとは思わなかったのもある。頑張るだけです」と語った。

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