楽天早川隆久投手（24）が、16日ソフトバンク戦で先発する。試合が行われるのは岩手・盛岡市のきたぎんボールパーク。今年4月1日に開場された新球場でのマウンドとなる。
同球場初のプロ野球開催。東北に本拠地を置く球団として、勝利で飾りたい歴史的な一戦も、早川は冷静に備える。登板を翌日に控えた15日、「戦っていくのは球場ではないと思うので、しっかりバッターに向かっていっていければ」と表情を引き締めた。
普段とは違う、慣れないマウンド。登板前日の投手練習は楽天モバイルパークで行われたため、“ぶっつけ本番”となる。「マウンドの硬さ、風とかもそう。グラウンドに行って、バント処理も含めて確認できればと思います」と意気込んだ。今季は5試合に登板し、1勝3敗ながら、防御率1・72と安定感がある。好投で勝利を呼び込み、チーム浮上のきっかけをつかむ。
