広島がヤクルトに連勝。4カードぶり勝ち越しで貯金1とした。7回3安打無失点の先発森下の好投に打線が7回に応え、西川が1死一、二塁から中前適時打。先制点を奪うと、8回にも2点を加えた。森下は昨年10月に右肘クリーニング手術から復帰した今季登板4試合目で初白星となった。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-森下投手の好投に、打線が応えた

新井監督 前回もいいピッチングをして打線が援護できなかったので、7回の攻撃というのは、野手がなんとか森下に勝ちを付けてあげたいという攻撃でしたね。

-森下投手は7回105球で交代となった

新井監督 もうあの回まででと決めていた。ナイスピッチングということで。野手もそれを分かっていたと思うので、何とか森下に勝ちを付けてあげたいという気持ちが表れた攻撃でしたね。

-森下投手の投球について

新井監督 前回もナイスピッチングだったし、今日も初回立ち上がりピンチだったけど、そこでグッとギアを上げて。今日も彼らしいナイスピッチングだったと思います。

-彼本来の投球ができている

新井監督 徐々に彼本来の球の切れは出てきていると思います。ただ、彼が持っているものを考えると、もう1段階あると思うので、すごく楽しみです。そこはまた暖かくなってきたら出るのかなと。いずれにしても本当、素晴らしいピッチングだったと思います。

-術後の復帰が遅れ、なかなか白星が得られなかったが、その姿をどのように見ていたか

新井監督 今日、(登板)4回目か。でも、全部いい投球をしてくれている。投げる球は登板を重ねていく中でどんどん彼本来の球になってきているので、彼の中では納得していたんじゃないかなと思う。もちろん勝ちが欲しかったとは思うけどね。

-三塁田中選手や二塁菊池選手など、好守も目立った新井監督 大きかったですね。(3回)広輔の飛びついたやつも大きかったですし、(8回)キクのオスナの打球もハーフバウンドですごく難しいんですけどね。広輔にしても、キクにしても、もちろんリードしたアツにしても、最後(一塁に)入ったサクにしても、最終的に4対1になりましたけど、打った龍馬も素晴らしいんですけど、今日は守り勝ったという試合でしたね。