広島がオリックス相手に18年から13連敗を喫した。先発山本に対して左打者8人をスタメンに並べたが、8イニングで単打の2人しか走者を出せず無得点に終わった。
試合前時点で山本の右打者への被打率は3割1分9厘、左打者には1割6分4厘だった。先発の大瀬良大地投手(31)は7回2失点で今季4敗目(2勝)。3季連続最下位で鬼門となっている交流戦の開幕ゲームを落とした。
新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。
-大瀬良の投球は
「ナイスピッチングだった。しっかり試合を作ってくれた」
-打線は山本に抑えられた
「(山本は)良かったよね。球界を代表する投手にいい投球されると、なかなか打てるもんじゃない。特にフォークの精度がすごく良かった。投げミスがほとんどなかった。浮いたフォークがなかった。なかなかいい投球をされると簡単には打てない。でもうちはヒット2本。反応の仕方を見ていたけど良かったと思う。受け身になっていなかった。しっかり投手に入っていっていた。2本だったけど…相手が上回った」
-ストレート狙いだった
「もちろん。フォークは狙いにくい球種だから。真っすぐ狙いで入って、ちょっと浮いたフォークを、と。ただ、フォークをベース盤の上に、ほぼほぼ投げミスもなかったので。相手が素晴らしかった」
-山本は今季右打者に打たれているが、左打者を並べた
「それは数字的なもの。今のうちの左打者の状態、右打者の状態も見ている。数字ありきじゃなしに、うちの打者の状態を見てスタメンを決めた」
-マクブルームを外した意図は
「ここ数試合の打席内容を見て、自分が判断した。打席の内容を見て、総合的に自分が判断した」
-相手ではなくこちらのベストメンバーだったか
「そういうイメージ。右打者が数字的にいいのは分かっているし、その中でも自分たちの打者の状態、数試合の内容を見てラインアップを決めた」