プロ4年目のオリックス前佑囲斗(ゆいと)投手(21)が無失点デビューを果たした。

8回に3番手でプロ初のマウンドへ。いきなり相対したのは、DeNA3番牧だった。「すごく緊張する場面で。でも、マウンドに立ったらそこまで緊張せず、良かったと思います」。 2ボールを出すも落ち着いて、4球目の133キロスライダーで三ゴロ。続くセ・リーグ首位打者の宮崎も、132キロスライダーで左飛。ソトには四球を与えたが、最後は大和を初球の145キロ直球で一邪飛に仕留めた。「先頭に立ち上がり2ボールで少し焦ってるところがあったんですけど、そこでしっかりと落ち着けたのが一番良かったなと思います」。

この日先発した宮城と同期入団の同級生で、今年はここまでウエスタン・リーグで19試合に登板し防御率1・86。今月8日に初昇格した。

DeNAの強打者を抑えてのデビューにも「まだ自分が思ったような投球は出来てない」と満足はない。「もっと緊迫した場面とかになってきた時に、どれだけパフォーマンスができるかというのが大事になってくると思う。そこを目指して今からやっていけたらいいかなと思います」。足元をしっかり見つめた。

【プロ野球スコア詳細】はこちら>>