楽天藤平尚真投手(24)が、リリーフ陣の“救援”に闘志を燃やした。20日ヤクルト戦(神宮)で先発する。

チームは中継ぎ陣に負担がかかっている状況。これまで交流戦16試合を消化し、内が12球団最多の10試合に登板し、松井裕と酒居が9試合、安楽が8試合と続く。藤平は「中継ぎの方たちは疲労もしていると思う。自分も若いですし、できるだけ長いイニングを投げたい」と意気込んだ。

今季の最多投球回は4月20日オリックス戦(京セラドーム)での6回1/3。これまで6試合に先発し、32投球回と、平均5回で降板していることになる。長い回を投げるため、試合中盤での投球をポイントに挙げる。交流戦のビジターということで、普段と違って投手が打席に立つ。代打を送られないような好投をいかに続けていけるか-。「長く投げるためには、(自身の)2打席目が回ってくるところのピッチングがすごく大事になってくる」と力を込めた。首脳陣からマウンドに送り続けてもらうため、まずは中盤までをしっかり締める投球を目指す。

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