右肩のコンディション不良でファーム再調整中の巨人ヨアン・ロペス投手(30)が約1カ月半ぶりに実戦復帰した。

先発で1イニング登板。味方の失策と2四球で2死満塁のピンチとなったが、最後は粘った。一ゴロに抑え、無失点に抑えた。「ちょっとコントロールが安定してなかった。ただ体的には問題がないことが確認できた」と5月12日広島戦以来の復帰登板を振り返った。

球数29球で、最速は150キロだった。メジャー通算121試合登板の右腕は「今後、体がしっかり問題ないっていうことが分かれば、ピッチングの細かいところ、課題にしっかり向き合ってやっていきたい」と1歩ずつステップを踏んでいく。家族も来日し、応援に訪れた。心強い存在も力に調子を上げていく。