DeNA桑原将志外野手(29)が、中日10回戦(横浜)の延長11回に右足を負傷し、おんぶされ、ベンチに引き揚げ、途中交代した。
同点の延長11回2死一塁、一塁走者で二塁にスタートを切ったが、一、二塁間で止まって、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。
残るベンチメンバーは捕手が本職の山本のみで、一塁に山本が入って、一塁だった知野が左翼に移った。左翼の神里が中堅に回った。
山本は昨年8月26日のイースタン・リーグのヤクルト戦以来の一塁守備で、知野は、1軍、2軍共に公式戦ではプロ初の外野での出場となる。
右ふくらはぎの張りで交代した桑原について、三浦監督は「今、トレーナーにみてもらってるところです」と説明した。
延長12回の守備シフトについては「何かないことが一番なんですけど、その時のためにファームでもやってますから。常に頭には入れてもらってます」と話した。