楽天打線が、初回から火を噴いた。

1回2死から3番小郷が四球で出塁すると、続く浅村が中前打で続いた。2死一、二塁で、フランコがカウント2-2から有原の真ん中に入った147キロツーシームを中前へ運んだ。「ツーアウトから2人がつないでくれたから、ランナーをかえすことだけを考えて打席に入っていた。追い込まれていたけど、粘って打つべき球をしっかり捉えることができた」と先制適時打で勢いをもたらした。

続く辰己も右前への適時打で追加点。再び2死一、二塁とすると、伊藤裕が初球の144キロカットボールを捉え、左中間席へ運んだ。4号3ランでこの回5点目。序盤から試合の流れをつかんだ。

相手先発の有原は試合前時点で今季3勝0敗、防御率0・94と抜群の安定感を誇っていた。好投手から5連打で強烈な先制パンチ。3連勝へ向けて上々の滑り出しとなった。

【動画】イケメンスマイル弾!ソフトバンク有原航平から完璧3ラン、打った楽天伊藤裕季也は笑顔

【関連記事】楽天ニュース一覧