巨人が延長12回の投手戦に敗れ、DeNAにカード負け越しとなった。

0-0と両軍無得点のまま最終12回の攻防に突入。1死から6番手菊地大稀が、牧にソロ本塁打を浴びた。甘く入ったスライダーを左翼席の上段に運ばれ、均衡を破られた。

打線はDeNA投手陣の前に沈黙した。東、ウェンデルケン、伊勢、森原、エスコバーの前に11回まで三塁を踏めず。12回は守護神・山崎の前に点を奪えなかった。

白熱の投手戦だった。先発メンデスは8回まで4安打無失点の好投。「立ち上がりから大城(卓)のミットに思いきって投げ込みました。上手く大城がリードしてくれて、野手のみんなもしっかり守ってくれて、いいリズムでピッチングができました」と力強い直球を軸にスライダー、チェンジアップを交えた。9回は中川が無失点に抑え、13試合連続無失点となった。10回からはビーディ、三上、高梨とつないだが、12回に力尽きた。

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