阪神岡田彰布監督(65)が、ブライアン・ケラー投手(29)が戦力構想から外れたことを認めた。今季新加入し、1軍戦で1度も登板機会がない助っ人右腕について「帰国? そうなると思うよ。(球団に)任してるけど」と明かした。このまま契約解除となる方向で、退団する見込みだ。

右肘痛の影響もあり、2軍戦登板もわずか3試合どまり。4月12日の2軍中日戦を最後に実戦から遠ざかっていた。6月中旬には右肘のドクターチェックを受けるために米国へ一時帰国し、同19日には再来日して鳴尾浜でリハビリを行っていた。

チームはブルペン陣を補強するべく、新外国人として前ヤンキース3Aのコルテン・ブルワー投手(30)の獲得交渉を進行中で、近日中にも大筋で合意する見込み。両助っ人右腕が入れ替わる形となりそうだ。

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