巨人長野久義外野手(38)が勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

同点の6回2死一、二塁、阪神大竹の真ん中134キロツーシームを捉えた。快音を残した打球はライナーで左中間を破り、2人が生還した。長野は二塁ベース上で白い歯を見せ、右手を突き上げた。6試合ぶりのスタメン起用に応えた。

長野は4月26日阪神戦(甲子園)でも代打で、1号3ランを放ち、勝負を決定づけた。19年ぶりとなる同一シーズンでの甲子園で5連敗で迎えた一戦で、また長野が存在感を発揮した。

この回は梶谷の反撃の適時打、岡本和の同点適時二塁打もあり、阪神大竹から5点を奪った。試合前まで防御率1・48だった難敵左腕をマウンドから引きずり下ろした。

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