首位楽天が2位巨人との上位対決を4-0で制し、ゲーム差を5・5に広げた。

先発の松井友飛(ともたか)投手(23)が、9回2安打8奪三振でプロ初完封。打線も松井の好投に応え、3回に2点を先制。6回には一死満塁のチャンスで、代打・永田颯太郎(22)が中適時二塁打を放ち2点を追加、試合の主導権を握った。

早速、成果が出た。松井友は7月のオールスターゲーム期間中に「ミニキャンプ」を実施。毎日、ポール間ダッシュ20本をはじめ、3日間で300球を投げ込むなど、炎天下で戦う体力を養った。そこから約1カ月弱。この日は最後まで一切疲労を感じさせない投球を披露。「(ミニキャンプが)つながっている」と“完封勝利″で証明してみせた。

「いつ(1軍に)呼ばれてもいいように」。松井友は5月4日ロッテ戦で悲願のプロ初勝利。オフに合同自主トレを行い、偶然にも同じ日に登板していた“師匠”中日・柳裕也投手(29)から祝福を受けた。だが、2度目の登板は6回3失点で敗戦。3度目の登板は雨天中止となり、そのまま2軍へ。「天気にはかなわない。調子も悪かったのでしょうがない」と切り替えた。シーズン前は「フォームが定着しない」悩みを抱えていたが6月に入り「しっくりくる形で投げられている」。直近5試合の防御率は1・09と安定しており、手応えを実感。若鷲右腕がさらなる進化を遂げ、1軍再昇格を果たす。