札幌出身の日本ハム今川優馬外野手(26)が、南北北海道代表が29年ぶりに甲子園で初戦突破したことを喜んだ。

今川は東海大四(現東海大札幌)出身だが、この日、初戦に登場した母校と同じ南北海道代表の北海と明豊(大分)の試合を気に掛けていた。序盤まではネットなどで確認も、午後1時ごろから早出特打に出たため結果を知らなかった。関係者から逆転で初戦突破したことを知ると「僕が見ていたときまでは逆転されていた。そのあと勝ったと聞いてうれしかった。北海道のチームが勝ち上がると盛り上がる。僕らも勝って盛り上げないと」と気を引き締めた。

北北海道代表のクラークは、13日に甲子園初勝利を挙げており、これで94年以来の南北北海道勢ダブル初戦突破となった。自身は3年夏の甲子園に出場。2回戦の山形中央戦では7回に代打で出場し、現在チームメートの石川直也投手(27)から1安打放っている。母校はこの夏、札幌地区予選で敗れており「いつかは母校が甲子園で優勝して、差し入れできたらいいですね」と思い描いた。

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