西武栗山巧外野手(39)が中押しとなる5号2ランを放った。

5回無死一塁。代わったばかりのロッテの2番手東妻に対し、カウント1-1からの141キロシュートを完璧にインパクト。頭を越されると思ったロッテの右翼岡が捕球するふりをして走者をかく乱したが、打球はライトオーバーどころか、フェンス直撃どころか、フェンスオーバー。一、二塁間の中間まで全力で走っていた栗山も、そこでサク越えに気付き、ようやくスピードを緩めた。

通算2217試合目に放った通算2105本目の安打、通算125本目の本塁打は、トリックプレーさえ超えていった。試合中、球団広報を通じ「風にも乗ってくれたと思いますが、いい追加点になって良かったです」とコメントした

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