広島秋山翔吾外野手(35)が出場選手登録を抹消された。前日11日の中日16回戦(バンテリンドーム)に3番中堅で先発出場も、守備で右ふくらはぎを痛め、3回の守りからベンチに下がった。12日に三重県内で検査を受け、診断結果を受けて首脳陣が抹消を決めた。

新井監督は「程度としては軽いけれど(故障箇所に)出血が見られたので」と明かし、最短10日間での1軍復帰については「箇所が箇所なので」と否定的な見方を示した。球団は当初「右下腿(かたい)ヒラメ筋筋断裂」と発表したが、その後「右下腿(かたい)ヒラメ筋筋損傷」と訂正した。

秋山は開幕から全試合でスタメン出場を続け、打率2割8分2厘、3本塁打、35打点の成績。不動の中堅、中軸打者として新井カープの快進撃を支えてきた。右脇腹肉離れで離脱していた4番の西川が8日ヤクルト戦(神宮)から戦列復帰したが、再び中心選手を欠くことになった。