ヤクルト武岡龍世内野手(22)が7月の「スカパー! サヨナラ賞」を受賞した。

7月17日の巨人戦(神宮)、10-10の同点で迎えた延長10回2死一、三塁の場面で左前にサヨナラ適時打を放った。賞金30万円については「高校への寄付に充てます」と語った。甲子園で8強まで勝ち進んでいる母校八戸学院光星に事前に金属バットを送ったという。

ここ5試合はスタメンで、15日DeNA戦(神宮)ではバウアーからプロ初本塁打を放った。高津監督が「飛ばすツボを持っている」と話したが本人も「はい。そう思っています」と強みは自覚しつつ「確率が悪すぎるのでそこを上げていきたい」とさらなる向上を誓った。

19年ドラフトの同期入団、長岡秀樹内野手(21)が遊撃手のレギュラーとして昨季、今季と出続けたが、打撃不振もあり武岡が4試合連続の遊撃スタメンを務める。「意識しないと言ったらうそになりますが、僕は出たら頑張るだけです」と目の前の1試合、1試合を大切にする意識でグラウンドに立つ。

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