ロッテ佐々木朗希投手(21)が30日、日本ハム戦(ZOZOマリン)の試合前練習に別メニューながら初合流した。

7月25日に左脇腹肉離れで登録を抹消されて以降、ZOZOマリンで試合直前にグラウンド内で体を動かすのは初。キャッチボールやダッシュなどは行わなかったが、センターバックスクリーン前の日陰スペースで投手陣と一緒にストレッチなどを行う場面もあった。その場には吉井理人監督(58)も顔を出した。その後は、野手陣が打撃練習を行っている脇を通り、ベンチ脇から岩下大輝投手(26)と会話しながら引きあげた。

佐々木朗は、7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で左脇腹を負傷した。体の状態を見ながら、ZOZOマリンでの試合日には午前中から球場を訪れて調整。1軍の遠征中はさいたま市内の2軍施設などで体を動かしてきた。すでに今月27日には2度目のブルペン入り。捕手が立った状態で約20球を投げるまでに回復している。28日には吉井監督が「ブルペンでそこそこ強い球を投げられるようになっているので、これから本格的なキャッチャーが座った投球練習が始まっていくと思います」と説明している。