広島が先発大瀬良の粘りの投球と野手の好守、中継ぎ陣の好救援で接戦をものにした。打線は1回に西川が先制打を放つと、5回は2戦ぶり先発の末包が3戦連発となる7号ソロで加点した。6回無失点の大瀬良が6勝目。復帰後連投となった矢崎は1点を失うも、リードを守り抜いて24セーブ目をマークした。今月2度目の4連勝で貯金は今季最多15。敗れた首位阪神とのゲーム差を5とした。試合後の広島新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-先発大瀬良投手が粘りの投球

新井監督 ナイスピッチング。ランナーを出しても粘ってくれた。素晴らしいピッチングでした。要所の菊池のプレーもすごく大きかったですね。

 

-菊池選手は4回2死満塁の好守だけでなく、2点分くらい防いだ

新井監督 2点というより、もっともっと。満塁のもナイスプレー。(6回1死一塁から)一、二塁間に飛び込んでアウトに取ったのも素晴らしいプレーですし、本当に彼のプレーはチームをたくさん助けてくれます。

 

-打線では西川選手が先制適時打。末包選手が3試合連続本塁打

新井監督 まず(西川)龍馬は本当に勝負強い。先制打が結構多いんじゃないかな。本当にありがたい。先制打で主導権を握れる。勝負強いし、頼りになるバッターですね。

末包は昨日はレフトで、今日はライトに。本人も「つかんだ」と言っていた(笑い)。これから楽しみです。

 

-末包選手は巨人戦4連発

新井監督 巨人戦というより、彼は試合に出るたびに成長してますし、実戦の中で対応力も上がって、成長している。素晴らしいものを持っているので、どんどん吸収して大きく成長していってもらいたい。

 

-栗林投手は2試合続けてベンチ入りから外れた

新井監督 もう少しリカバリーに時間が必要ということだったので、今日も上がりにしました。昨日も言ったように、シリアスじゃないので、大丈夫です。

 

-島内投手と矢崎投手が連投。31日も当日の状態を見て判断となるか

新井監督 明日の状態を見て、また判断したい。

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