打撲で離脱している阪神近本光司外野手(28)が、バンテリンドームでフリー打撃を行った。岡田監督が見守る前で18スイング。練習後に取材に応じ「しっかり確認できたなと思います」と語った。試合は2戦続けてベンチ外となった。

前日5日には室内で確認程度に打撃練習を行っていた。「昨日より確認できたと思います」と繰り返した。

8日からの広島戦(甲子園)に向けては「出る、出ないは監督が決めることなので、僕が決めることじゃないので」とし、自身の状態も「試合に入ってみないと分からない。バッティング練習で状態はあんまり判断できないと思うので」と話すにとどめた。

近本は3日のヤクルト戦(神宮)、7点リードの9回に左腕山本から右脇腹付近に死球を受け、途中交代。4日の午前中に都内の病院を受診し、打撲であることが判明していた。前回7月に死球を受け肋骨(ろっこつ)骨折となった箇所とは「ちょっとズレてるみたい」と、岡田監督は説明していた。