DeNA中川虎大投手(23)が、広島デビッドソンにサヨナラ本塁打を浴び、2試合連続のサヨナラ負けを喫した。

同点の延長11回2死、初球の速球を右翼席に運ばれた。今季8度目のサヨナラ負けで、チームは3連敗を喫した。

三浦大輔監督(49)は「走塁のミス、バントのミスもありましたし、ああいうところで流れをつかみきれなかった」と悔しさをにじませた。

サヨナラ弾を浴びた中川については「2アウトまであれだけ意識しながら丁寧にいったところで、初球でしたから。そこまでしっかりできてただけにもったいなかった」と指摘した。

首位阪神とは今季最大の13・5ゲーム差に開き、2位広島とも6ゲーム差に広がった。4位巨人も敗れ、2ゲーム差は変わらなかった。

▽DeNA今永(自身初の三塁打を含む2安打1打点も、6回途中3失点で勝敗つかず)「5回までは粘り強く投げられたが、(6回の会沢の2点適時二塁打は)カウントに余裕があったので、もっと厳しく投げるべきでした」