阪神のコミュニティーアンバサダー(CA)を務める岩田稔氏(39=日刊スポーツ評論家)が10日、西宮市内で1型糖尿病啓発活動「岩田稔と阪神タイガース戦 親子観戦会」を開催した。

この日、甲子園で行われた阪神-広島戦に1型糖尿病患者の小中学生16人と、その家族を招待。観戦前には交流昼食会を実施し、子どもたちとの意見交換も行った。

コロナ禍もあったため、久しぶりとなった対面イベントに岩田氏は「顔を見るだけで気持ちが晴れる部分もあります。なかなか集まることができなかった分、うれしい気持ちは大きいですね。子どもたちと交流をしっかり取りながらいろんな意見交換できたら」と喜んだ。

また、前夜に阪神が優勝マジックを7とした状況に「アレに向けて爆進中なので、すごくいいタイミングで来たなと思います」と笑った。さらに、入団前年だった05年のリーグ優勝時も、自身は甲子園で観戦していたことを明かした。

「18年前に僕も甲子園でちょうど胴上げの試合を見させてもらって、あの雰囲気をまた今年も味わえると思うと興奮して、早く決めてほしいなと思います」と、後輩たちへ熱いエールを送っていた。

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