楽天塩見貴洋投手(35)は、842日ぶりの登板を飾れなかった。

初回は3者凡退で切り抜けたが、2回につかまった。2死一塁で、カウント2-2から、渡部を119キロチェンジアップで体勢を崩したが、打球は左中間席へ。先制2ランを浴びた。3回にも1死一塁から、マキノンに低め130キロに決めきったフォークを左翼席中段へ運ばれた。緩急を生かし、丁寧な投球を続けていたが、2被弾ともに打者にうまく捉えられ、4回4安打4失点で降板。「自分の投球ができましたけど、長打2本がもったいないというか、打たれてしまった」と悔やんだ。

20年9月5日オリックス戦以来、1111日ぶりの勝利を逃した。チームも敗戦し、3位ソフトバンクとの差は1・5ゲームへと広がった。

【関連記事】楽天ニュース一覧>>