阪神が広島との今季最終戦を逆転勝利で飾り、連敗を3でストップした。

5番の佐藤輝明内野手(24)の打棒が火を噴いた。3回1死満塁からは広島大瀬良の内角変化球を中前に運び先制点を奪取。直後に逆転を許したが、4回に近本の適時打で同点に追いつき、迎えた5回。無死一、二塁から3番手床田の内角ツーシームを引っ張り、右翼スタンドへ。自己最多まであと1本に迫る勝ち越しの23号3ランで、自身初となる90打点に乗せた。

投手陣はブルペンデーで臨み、新人の18年以来5年ぶりに先発した馬場は3回2失点で降板。岡留、及川、ブルワー、島本、桐敷とつなぎ、9回は守護神岩崎優投手(32)が締めて9試合連続セーブの35セーブ目。自身初タイトルとなるセーブ王が確定した。また、2年目の岡留英貴投手(23)がプロ初勝利を手にした。

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