阪神は3日、高山俊外野手(30)、北條史也内野手(29)、板山祐太郎外野手(29)、山本泰寛内野手(30)、二保旭投手(33)、渡辺雄大投手(32)、小林慶祐投手(31)、育成選手の望月惇志投手(26)の8選手と、来季の契約を結ばないと伝えたことを発表した。今後については7選手は現役続行を希望し、望月のみ未定となっている。
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山本は15年ドラフト5位で、巨人に入団。その後、20年のオフに金銭トレードで阪神へ移籍した。
「阪神タイガースという伝統ある球団でできたことは、すごく自分にも、本当に自信につながりましたし。矢野監督の時から使ってもらえたので。すごく感謝しています」。
内野全ポジションをこなすユーティリティープレーヤーとして、移籍初年度の21年に69試合、昨季は86試合に出場した。しかし今季は残り1試合を残しながらも1軍出場なし。「悔いは特に残っていないです」としながらも、「プロ野球にいる以上は1軍でプレーしなきゃ意味ないと思っているので。その点に関してはふがいないというか。そういう気持ちはあります」と思いを語った。
今後は現役続行を希望。「話がなければトライアウトを受けたい」と明かした。