パ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、オリックス頓宮裕真捕手(26)が、打率3割7厘で首位打者のタイトルを獲得した。プロ5年目で初タイトルとなった。

頓宮は「左第4中足骨疲労骨折」で9月下旬から離脱中だったが、トップをキープ。9日のチーム最終戦、オリックス-ソフトバンク(京セラドーム大阪)まで、4厘差で迫っていたソフトバンク近藤との接戦だったが、最終戦でトップを守り抜いた。

頓宮は球団を通じてコメント。「自分にとっては、一番縁がないタイトルだと思っていましたし、素直にうれしく思います。チームとしてリーグ3連覇に少しは貢献できたかなと思いますが、シーズン終盤はケガで出場できませんでしたので、そこに関しては悔いが残っています。1日でも早くケガを治して、もう1度、CS、日本シリーズでチームに貢献できるようにがんばりたいと思います」。喜びながらも、ポストシーズンでの活躍を誓った。

岡山の実家が隣同士の山本由伸投手(25)も3年連続の4冠を獲得。昔からよく知るエースとそろってのうれしいタイトル獲得となった。

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